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温度変化と高湿は大の苦手 ピアノの音色はとてもデリケート

慎重な扱いを要する楽器類は、保管によって音質・寿命にも影響がでてきます。中でもピアノはサイズが大きいため、保管方法とあわせて保管場所の確保にも注意する必要があります。

急激な温度変化を避ける

ピアノ

温度による音の劣化を防ぐには、急激な温度変化に注意することが必要です。ヨーロッパなどに比べて日本は季節ごとに大きく気温が変化します。夏や冬などは冷暖房の影響で大きく室温が変わるので、特に気を付けましょう。

湿度や結露にも要注意

結露

天然木で作られたピアノにとって、高湿は大敵。ピアノの故障の大半が湿気によるものだと考えても良いでしょう。アップライトピアノは蓋が閉まっていて湿気がこもりやすいため、適度な換気を心がけましょう。
湿気は、梅雨時期はもちろん、冬場の結露にも注意が必要です。結露は錆びや断弦などの原因にもなりかねないので、ピアノ内部の結露も疑いましょう。
対策のうち、乾燥剤の使用は費用が安く、手軽で一定程度の効果が期待できます。ただし湿気が強い場合は除湿機も検討してください。除湿機のうち、低温になると運転が止まってしまうコンプレッサータイプは結露対策には向いていないので気を付けましょう。
ピアノ内部に取り付けるヒーターは、ピアノ内部の温度を室内温度よりも高くすることで、内部の湿度を抑えることができます。東南アジアのような高温多湿地域の対策としてはポピュラーな方法とされています。

ピアノと乾燥

乾燥

高湿が良くないと言っても乾燥のしすぎもいけません。乾燥した場所での保管は内部の部品が収縮してネジが緩み、接着がはがれる恐れもあります。冬は暖房の使用で乾燥が進むので特に注意が必要です。暖房が直接当たる場所にピアノを置かないようにしてください。
乾燥を対策に加湿器を使う方法もありますが、それによってピアノ内部の結露を引き起こしてしまう場合もあるので、冬の保管は、乾燥対策と、結露対策を併用するのがベストです。

専門の保管サービスで安心

専門の保管サービスで安心

狭いため、大きなピアノの保管は困難とされていました。
トランクルームでは空調設備が整ったピアノ専用保管設備を設けているところもあります。